今回のアメリカツアーの締めくくりはアトランタ。ジョージア剣道クラブに3年ぶり3回目のお邪魔する。
オーランドから前田七段と飛行機で移動。
空港に降りると空気が違う。湿度が少なくさわやかだ。
この日は午後から南西部の選抜選手対象に全米選手権に向けた強化練習を行っていた。基本技を拝見したが、切れとスピードがある。その次は試合練習。4試合やったが、富士フイルムアメリカ工場の田中君(米国の数々の大会で優勝)は機会をとらえたスピードある打突で別格の強さだった。
2分単位で地稽古。2m近く身長がある選手ともお相手。攻めて攻めて出頭を狙う。
強化練習終了後、昇段審査。小学生から大人まで皆さん、一生懸命。
実技終了後、日本剣道形を行う。これは修正点が多い。3本目は下段のまま突いたり、小太刀2本目の入り身の攻めがない。後で指導者にコメントさせていただいた。
審査の後は、再び地稽古。今度はじっくりできた。再度、前田七段と稽古。
前日彼の家に泊めていただき、剣道談義をしたが大変熱心。色々アドバイスさせていただいたが、早速取り入れられて随分攻められた。
その後、田中君はじめ強豪選手と稽古。いい汗をかかせていただいた。
稽古の後に皆さんに英語でコメントした。攻めとツバぜり合い、左足の引きつけなどが課題。皆さん、うなづいて聞いてくれたし最後には拍手をいただいた。
後で15年こちらにいらっしゃる日本人から米国駐在経験を尋ねられた。満更でもない気分。よどみなく話したのが良かったそうだ。「度胸の賜物ですよ」と言うと納得いただいた。まだまだ英語力強化の必要性を今回のツアーで実感したが、褒められると励みになる。
1日が終了しての懇親会。この剣道クラブ主催の新井先生にお話(七段、慶大卒、学校経営)を伺った。「初心者を育ててきて20年、ようやく4段・5段が出てくるようになった」としみじみおっしゃる。
更にすごいなと思われるのは日本から八段のそうそうたる先生方を年に数回お招きして稽古会を設定されている事。アメリカ剣士の目が肥え、技が伸びるはずだ。
明日から第1回ジョージア剣道大会。ご盛会を祈ります。
▲米国南西部地区の強化練習。韓国系米国人の先生の音頭で応用技の練習。すりあげや返し技の模範技を田中・田村両選手が行うが、スピードと切れがあり、見事。
▲稽古終了後の記念写真。何分の一かは帰られたが、実際はこの3割増しくらいの方が参加。写真右後段の子供を抱いているのが田中夫妻。私の右が前田七段。私の左が新井先生のお嬢さん恵美子さん。






